どんな感じ?任天堂の株主総会に行ってきました!

2026年6月26日。 台風が近づく大雨の中、JRと京都市営地下鉄を乗り継いで、任天堂の株主総会に行ってきました。 今回が初めての「ローカル参加」だったので、会場の雰囲気や参加者の様子、そして私が確認したかったポイントをまとめておきます。

会場の雰囲気は?

会場は 京都市勧業館「みやこめっせ」3F。 京都市営地下鉄・東山駅の改札を出ると、すぐに誘導員の方が案内してくれるので迷うことはありません。案内では「徒歩8分」とありましたが、雨の中を慎重に歩いたこともあり、実際は10分ほどかかりました。

入口には「株主総会会場」の立て看板。 中に入るとスタッフの誘導でスムーズに受付へ。ここで首から下げる番号カードを渡されるのですが、これが ピンク黄色緑色の蛍光色バチバチのビビッドカラーで思わず笑ってしまいました。後ほど使うようです。

そして会場入り。

横長のレイアウトで、ざっくり 3000人ほど収容できそうな広さ。ミュージカルホールのような段々席ではなく、フラットにパイプ椅子と机が並ぶスタイルでした。

10時開始のところ、私は9時40分に到着。 その時点で半分ほど埋まっていて、最終的には 7割程度の着席率。天下の任天堂なので満席かと思いきや、意外と余裕がありました。ただし壇上前の中央席から順に埋まっていく様子は「役員を近くで見たい」という熱量を感じました。

どんな人が来ていた?

服装はかなりカジュアル寄り。 ざっくり内訳は カジュアル6割、フォーマル3割、ネタ1割未満といったところ。

そして驚いたのが年齢層。 「大株主のおじいちゃん・おばあちゃん」的な人はほとんどおらず、30〜40代の比較的若い層が多い印象でした。

質疑応答ではネタ質問が多いのかな?と勝手に想像していましたが、実際はかなり真面目。 海外展開、株価、労働組合など、株主らしい質問が多く、ゲーム作品に関する質問はむしろ少なめでした。

今回、私が確認したかったこと3つ

任天堂の公式HPにも総会の内容は掲載されていますが、この記事では 私が個人的に気になっていた3点について、所感をまとめます。

① 株価について

Switch2が発売された昨年、任天堂の株価は最高値 12,000円まで上昇。 しかし総会時点では 7,000円台まで下落していました。

理由として巷で言われているのが「半導体の供給問題」。

古川社長は株価下落について謝意を述べつつも、

  • 業績は悪くない
  • 半導体を含む供給面は確保できている
  • 今後の事業展開で株主を安心させたい

という趣旨の発言をされていました。

含み損を抱える身としては、経営陣が株価を真摯に考えている姿勢を感じられ、少し安心できました。

② 半導体不足の影響

株価下落の要因とされる半導体問題。 「調達コスト上昇 → 原価高騰 → 利益減 → 株価下落」というストーリーが語られています。

これについて任天堂は、

「今後必要となる半導体はすでに確保済み」

とのことでした。 この点は安心材料と言えそうです。

③ Switch2の価格変更

世界情勢の影響で調達コストが上がっているため、Switch2は値上げしたとの説明がありました。

私は「世界はインフレしていくものなので、モノの値段は適時上がるべき」という考えなので、値上げには賛成です。 理由も筋が通っており、値上げによる業績悪化の心配は感じませんでした。

一番、感銘を受けたこと

今回の株主総会で最も心を動かされたのは、Switch2の価格に対する任天堂の考え方です。

任天堂は今後も必要に応じて値上げをしていく方針を変えないとのこと。 その背景にあるのが、

「たとえ価格が高くなっても、任天堂のゲームで遊びたいと思ってもらえるようなコンテンツを提供し続ける自信がある」

という強い意志。

これ、すごくないですか?

自分たちの進むべき道を信じて突き進む覚悟。 私が勤めている会社とはまったく別次元の“腹の括り方”で、正直圧倒されました。

IP産業への注力という戦略

任天堂は「毎月・毎年の新作ゲームだけでは限界がある」と考えているそうです。

では何をすべきか?

答えは IP産業への注力

  • ゲームができない小さな子供でも楽しめるキャラクタービジネス
  • マリオ、カービィ、ポケモンなどのIPを活用
  • 将来の潜在顧客を育てる戦略

そのための

  • ポケパーク・カントー
  • USJとのコラボ
  • 映画
  • イベント展開

これらを戦略的に広げていくという一貫性。

「ただのゲーム会社ではない任天堂」の姿勢に触れられたことは、非常に勉強になり、心から感銘を受ける経験となりました。

まとめ

初めて参加した任天堂の株主総会は、想像以上に学びが多く、任天堂という企業の“腹の括り方”を肌で感じる場でした。

Switch2の値上げ方針、半導体問題への対応、IP産業への本気度。 どれも「任天堂らしい強さ」を感じさせる内容で、参加して本当に良かったと思います。

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